ムソルグスキー:展覧会の絵 価格: 1,050円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 ムソルグスキーはアマチュアの作曲家であったので、傑作「展覧会の絵」にも数々の欠点があり、普通に譜面の指示どおり弾いたのでは凡作に成り下がり兼ねません。
解決策としては、編曲して音符や楽器を増やしたり、ドラマティックな演出や技巧的な演奏でフォローしたりする方法が一般的ですが、それではムソルグスキーらしさが失われてしまうと私は思います。原曲の持ってる異様な荒々しさを表現する方法はないのか?
この作品の最大の欠点は指示通りのテンポでは音楽の流れが悪くなると私は分析していますので、テンポを極端に上げるか下げるかすれば解決するはずです。テンポを上げると流れは良くな |
|
|
|
[PFFアワード2006ベストセレクション] はっこう/グラウンド・ゼロ [DVD] 価格: 3,990円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 世の主婦のほとんどがこんな気持ちになるのではないでしょうか。夫は妻をかまわず会社から帰ってきてもグッタリしてるだけ。主婦は家の掃除や食事など家事一切を淡々とするだけ。小さな子供の言葉が遅く、それを他人から指摘されるととても気になりだす。鬱憤がどんどん溜まっていき、本作の主婦はそれをスーパーで買ってきた食材をわざと腐らせてクレームの手紙を書くことで晴らそうとする。日常生活を快適に過ごすことなんて無縁で、理解者もいないと気付いたときに突拍子もない行動をとってしまう。内に秘めた思いがなんとなくわかる気がして物悲しくなってきました。思わず手をあげてしまうシーンでも、子供を虐待する親って普通に幸せそう |
|
ガール・スパークス [DVD] 価格: 3,990円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 サイコーです。とにかくサイコーの映画です。イライラする状況にイライラする登場人物達。そしてそれらにいちいちキレまくる主人公。オープニングの性教育の授業からして笑わせる。ほとんどセクハラまがいの授業をして女子生徒に女性器のページを執拗に読ませようとする教師。そして主人公の女子高生サエコのネジ工場を営む父親がまたサイコーで、親子二人暮らしなんだけど、娘に臭いって言われて、なぜか翌日うっすらとメイクしたりなんかして、それがまた主人公をイラつかせるという悪循環。とにかく台詞がいちいち面白んだ。出てる役者も見た事無い人達ばっかりなんだけど皆魅力的だし作品のなかでしっかり輝いてる。監督の石井裕也という名 |
|
|
|
|
|